作物と一緒に自分も成長できる
 坂田さんはお嫁に来るまでまったく農業を知らなかった。それから50年。「農業をやることが生きがいになった」と言う。作物ができてくれるのがうれしい、作物と一緒に自分も成長できるのだ、と。
 そんな坂田さんとはなっこりーの出会いは4年前。それまでどういった作物なのか見たこともなければ全く知らなかった、と言う。今はとても惚れ込んでいて「はなっこりーの旺盛な姿を見ると自分も元気をもらえる気がするの。だから『わたしが摘んでやるから早く大きくなるようにね』といつも声をかけてるのよ。」と心底かわいがっている。ラーメンのネギがわりに使うほど好きだとか。


坂田 美代子さん
(宇部市厚東)


山口県オリジナル品種「はなっこりー」

忙しい日々にやりがいも
 「はなっこりーは次から次から芽が出るのが魅力ね。手で軽く摘めるからあまった動力を畑につぎ込めるし。」そう、坂田さんはとても忙しい人なのだ。はなっこりーだけでなくいろんな作物を作り、さらに農業振興委員としても飛び回る日々。「でもね、メリハリがあるからこそやりがいも生まれるの。」と前向きに生きる素敵な人なのだ。

 厚東のはなっこりー部会は現在24名。そのみんなをまとめる部会長としても頑張っている。部会の人を集めて指導したり、勧誘したり・・・。「わざとキレイな口紅とか塗って仕事するの。みんなが『ステキな口紅ね』なんて言うでしょ?そしたらね、はなっこりーを出荷したお金で外国に行って買ってきたの。あなたも作ってみる?って誘うの。」
 ヘソクリにつられたわけではないが、新たに始めた仲間がいた。彼女たちは「こんなに楽しいことがあるなら早く教えてほしかった」と言い「坂田さんは福をもってきてくれた」と喜んでいる。そして坂田さんのノウハウを盗みとらん勢いで真剣に話を聞いていた。「私が続けることでみんな納得してついてきてくれる」と責任とやりがいを見出しているようだ。


軽いので収穫も楽々


袋詰め作業

みんなの健康を考えて
  安心も安全も愛情もたっぷり

 「坂田さんとこの野菜はほんとうに味がいい。おいしいんですよ。」とか「野菜を育てるのがウマイ!」って言われるけど、特になにもしてないのだと坂田さん。ただずっと20年田んぼの刈った草を入れ続けているそうだ。
 「わたしはね、宇部市のみんなの健康を考えて肥料も農薬もほとんど使わんのです。そして新鮮なものを出すようにしています。」子供から大人まで安全なものを食べてほしい、そんな想いやりの心も味にのっているのだから、おいしくて当たり前だ。


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