●1玉1玉を大切に・・・。

りんご作りで一番たいへんなのは袋がけでしょう。袋がけは蛾や蝉、蜂といった虫が果汁を吸いにこないように、また病気にならないようにするために行いますが、同時に帽子の代わりもしているのです。りんごは急激に太陽に当たるといけないので日焼け防止の働きもしています。袋は品種によってそれぞれ違っていて、例えば「ふじ」という品種は中側が赤、外側が白といった二重の袋を用います。第1回目に外側の白い袋を取り、その2、3日後に中側の赤い袋を取っていきます。こうして手間ひまをかけることで質の良いりんごができます。また色付きを良くするため、袋を取った後はシルバーシートという銀色の紙を土上に敷いて太陽の反射光を利用したり、どのりんごにも満遍なく光が入るように木の剪定は忠実に行っています。